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上記の通りです。
先月からまた風邪ひきましたっ(*o*)!
今度のは亭主にうつされたようです。亭主もウンウン唸るようなスゴイ風邪だったので「これはウツリそうだ(^_^;)」と思ってはいましたが……(笑)。
今度のは咳がヒドく、またすごく長引きました。
最初は鼻炎でスタートしたのですが、これがちょうど花粉症の季節でもあるので、最初はあまりの連続クシャミと鼻炎のヒドさに、呼吸困難にまで陥り(^^;)、
「こんな風邪って何かおかしい。物凄い大量の花粉が飛び散ってるのではっ(*o*)」
と思いましたが、時間が経つにつれ咳き込みが激しくなり、それがまた徐々にゴロゴロ咳へと変化したので、風邪だと理解するまでにちょっとかかりました(笑)。
そうこうする内に……来た来た来たぁ〜!(*o*)
やっぱ忙しくなって来ましたねぇ(^_^;)。。逃げられないものだ(笑)。今頃になってやっと1月ごろの予定を消化って部分もまだあって、この3月はドッとボリュームのあるスケジュールとなりました。。
小泉八雲はあいかわらず「日本」続行。
そうですね……。意外に思ったのは、八雲が日本の神話(記紀に出典を見てるようです)を「そんなに面白くはない」と言い切ってる点ですかね(^^ゞ。
小泉八雲の生涯を、5時間20分のドラマに仕立てた「日本の面影」(NHK・1984年)では、日本神話(イザナギ・イザナミ)に惹かれるあまり、当時はすごく遠い西欧から、しかも新聞記者にすぎない八雲(ラフカディオ・ハーン)がついに日本にまで来てしまう、という話になってました。
このドラマは本当に素晴らしい出来です(^^)。
時々ネット上を見廻ってても絶賛票が多く、文句を言ってる人はまず見ないです(^^ゞ。
ただ、そうは言ってもわずか5時間のドラマですから(^_^;)、そこで何もかも提示するのは無理でして、私がドラマを見て「知りたい」と思った事は、ドラマでハーン(後の八雲)が言う「自分はギリシャ神話が一番素晴らしいと思っていたが、日本の神話(イザナギ・イザナミ)はそれ以上だ」のセリフについてでした。
「どこについてそう思ったのかな(^_^;)」と(笑)。
ドラマでは、イザナギ・イザナミを、八雲に話すよう命じた服部一三(外務省)が、まずは自分が語って聞かせるという手法で紹介しました。
これは八雲に直接話して聞かせる日本青年が、英語は喋れるものの、迂闊にも日本の神話を「人に語って聞かせる程には知らないから」という事になってました(笑)。
だから神話の締め括りを服部が、自分なりの解釈で語ってしまいます。すなわち、
「どこの夫婦も結局は折り合いが悪いものなのだ」といった具合に(笑)。
つまりイザナギとイザナミは、ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケのような美しいだけの悲恋物語ではなく、最後は血みどろの夫婦喧嘩になってしまうからですね(^_^;)。
それを聞かされて「ワンダフル」に思った八雲は日本に来るのですが、彼自身は日本人妻(小泉セツ)を娶り、どの角度から見てもハッピーな……少なくても「血みどろの夫婦喧嘩」という結末ではない、それこそ、どの神話にも無いほどの夫婦円満な家庭生活を送るわけです(^^ゞ。
もっとも、日本に来る前(アメリカ時代の事で、ドラマには経歴としてしか描かれませんでしたが)の八雲は離婚を経験してますから、そこには決裂した夫婦生活がそれなりあったわけで、その心象を重ねたのだろう、と素直に受け取ればいいだけの事ですが(^^ゞ。
八雲のドラマとしてはそれでいいのですが、しかし日本人としては「どこがギリシャ神話よりスゴイのか」はやはり気になりますよね(笑)。
これまで読んで来た限り、八雲の著作から「〜より〜が上」といった表現まではありませんでしたが、よく見掛けるのは、「ギリシャなど西欧でも古代社会においては、きっと日本が今でも残してる物があっただろう」という点です。
何についてか……1個1個の全部を覚えてはいませんが(^_^;)、つまり覚えきれないほど頻繁に、主に信仰(祖先崇拝)と埋葬や祭祀について言ってたと思います。
で、晩年の著作「日本」に来て、やっと記紀について言及するわけです(^^ゞ。
それが、「インドや中国などにもある話を取り混ぜた物で、内容は面白くはない」という評価です(爆)。
ではドラマ「日本の面影」はウソをついたのかと言えば、それはそうでもないです(^^ゞ。
つまり八雲が「ワンダフル!」と日本に来るキッカケになった(とドラマでは演出してます)イザナギとイザナミについて、「世界に類を見ない」部分をやはり彼は見てるんです。
「自分の愛しい者が死者となり、腐敗し、起き上がって追い掛けて来るという壮絶な悪夢」
という具合に書いてます(^_^;)。。つまりこれが、世界のどの神話よりもリアルに古代人の意識を描けている、という主張でした。
そこに「世界最古」の息吹きと日本神話のオリジナリティを見てるのですね。
また、著作「日本」に来るまでに、幾度となく彼が描いて来た「夢の不条理さ」の原点に当たる部分なのかもしれません。
日本の国内においては、死や穢れの範疇にされた何らかの事象(神や人名や地域)は、実は編纂当時の捏造があるの蔑視が働いたの、という議論になり、それはそれでいいのですが、そこを八雲は一括りに日本の国土全部を「死者の国である」と言い切ってしまう。さすがという気が致します(笑)。
決して天邪鬼ってワケじゃないんですが、「面白くない」と言われると、返って気がラクになって(笑)、古事記を一気に読了しました(^^ゞ。現代語訳の多少簡易版にも思えるのですが、まぁ八雲の本を何ヶ月もかけて読む割に、こっちはサラサラッと。
既に知ってる話が多いというのはありました(日本人ですから(^^ゞ)。子供の頃にも読むには読みましたし。
うん、個人的には履中天皇より後ろが面白かったです。
さて、先月お知らせの通り「花の乱」(1994年NHK大河)の再放送が始まりましたね(^^ゞ。
13年前でしたか本放送は。かなり好きなドラマだったので、自分はよく覚えている方だと思ってましたが、やはり二度見ると忘れてる事も多いですね〜。
まず最初の2話、子役時代の話で、全体の話の8割以上のベースを築き上げてしまいます(^^ゞ。
その後少女時代が5話続くのですが、入った時は「子役時代の方が良かった」と一瞬だけ感じさせるのですが、松たかこの演技の素晴らしさ(特に狂女を演じて舞うシーンなど)に圧倒され、また怪しげな陰陽道の幻術など出て来て、引き込まれます。
そしてようやく真打登場。三田佳子さんの日野富子に移行すると、またまた一瞬だけ「少女時代もっとやって欲しかった(爆)」とか思うのですが(笑)、あの業突く張りの日野富子が、実は集めた金でこっそり飢餓者の救済に当たっていたという話になります。
大抵この手の「主役を美化する話」って、何となくアクビが出るものなんですが、この話はそういう所にも、当時の経済状態などを巧みに織り交ぜる機転を利かせてて、やっぱり面白いですね〜(≧▽≦)。
しかし何もかも、あの時代の面白さなんだろうな〜という気もします(^^ゞ。
何しろ将軍の権威が全く無い(爆)。
正室や家来衆らが勝手に政策に手を出して、それでも何となく廻っていくという不自然なような、あるいみ自然の摂理のような、要するに異常な時代(笑)。
というわけで、結局13年前と同じく、そして想像してた通り、今はヤミツキになって見ております(爆)。
あまりのヤミツキ度に、現大河ドラマ「風林火山」は、もはや「そっちのけ」の感すらあります(爆爆)。
「風林火山」も、荒砥城……じゃないや(^_^;)、え〜と海野口城攻防の所(だけ)はすごく面白く見ました。
その後がちょっと停滞して感じると言いますか……井上靖と言うより、やや山岡荘八に陥ってる気も少し(笑)。
……今後に期待致します!!
「三国志」も時々(週末とか)ダーーッと追い付きますが、さすがに一日に2ドラマはキツイです(^_^;)。。
でも、こっちも懐かしいですね〜(^^ゞ。
その後同じく川本喜八郎さんの人形で「新平家物語」をやったんですが、どうも「大人向け」を無理に意識しすぎたせいか、それとも国内の話なので、あまりに飛び出た発想がしにくいせいか、シリアスすぎて途中で見るのをやめちゃったんです(^_^;)。。
やっぱ、子供向けの人形劇でないと語れない手法というのがありますよね〜。
さてさて、いよいよ前から言ってた多忙を迎えつつありまして(^_^;)、3月については、これより月末までの間に、また4月につきましては、近くならないと判らないですが、今の所は……中旬以降から、ちょっとでもズレると、やはり石和は見学でも行けなくなると思います。
大きくズレれば話は別ですが……これ以上ズレるとGWとの兼ね合いもあるので、無いでしょう(^_^;)。
その後はGW前あたりかな〜。以上ちょくちょく出て来れなくなる日が出るかもしれません。よしなにm(__)m。
ではでは、とりあえず次回は来週……には出来るかな、「マハーバーラタ」は一回お休みしまして、「石和川中島合戦絵巻」の総集編レポをお届けしたいと思いますっ(^^)/。
03月22日
城主 |
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